何を残す?

この春も暖かく、雨も降ったおかげで、庭の木々が一斉に芽吹きました。
(桜が散ってちまったのは残念だけど)
この季節になると、植物というものは長く生きるのだなぁと感心します。
秋から冬にかけて葉が落ちて枯れ木のようになってしまうのに、春になるとまた葉が出て花が咲く、固い幹からも新しい枝が伸び出してくるというのが、ホントに不思議です。1本の木が何十年も行き続けるのはもちろんだけど、個々の枝や花は新たな別の命であるかのように思えます。種が落ちて新たな個体が発芽して増えていくなんてことになると、もう、無限の営みですわね〜。
それに比べたら人間の一生なんて短いものだなー、いったい何を成せばこの世に行きたことになるのかなー、満足してあの世に行くことができるのかなー、なんて思うのは歳をとったからなのでしょうか?
 
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