はらクリ

開院7周年

はらクリは7周年記念日を迎えました。
店長と誕生日が同じです。
48
歳の誕生日に実験的開業をしました。いろいろ試しています。
(何の実験しているのかは後日に…)
スタッフたちからケーキをもらいました。

ありがとー。
新しいメンバーもいるので開院記念日を教えといてやろうかと思い、当日の朝になって話したところでした。
「今日ははらクリ開院記念日、7周年。私と誕生日が同じ。」
なんかケーキを催促したみたいになっちまった。 シュブスタンスのケーキ、美味っ!!
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こんな気持ち、わかってくれるかな?

開業して7年たちました。
診療スタイルは変わってないと思いますが、患者さんが増えると診察がやや急ぎがちになりますね。
かかりつけになってくれた患者さんも私自身も7つ歳をとりましたので、診察終わりには「お互いに気をつけましょう」と言い合っています。
スタッフの交代もあり、時々所感を話すようにしています。
以下、以前に書いた文章を再掲しておきます。
みんなわかってくれるかな?

開業医という生活にはだいぶん慣れてきましたが、思っていた以上に診療以外の仕事が多くてなかなか忙しいです。昼休みや夕方以降の時間も書類を書いたり健診の結果をつけたり、このHPを更新したり、給料計算をしたり‥、趣味に旅行にとはいかないようです。
もともと真面目なので、勤務医時代には仕事一筋で旅行に出掛けたことなどありませんでした。クリニックを開業してもこの性格は変わらないだろうから、仕事以外に楽しみを見つけるよりも診療の仕事そのものを楽しんで満足いくものにしてやろう、と考えました。
では、どんな仕事をしたいのか?
だれもが多かれ少なかれ自分の健康や病気について不安を抱えています。仕事や家事に支障がないように早く治したい、最高のパフォーマンスで運動したい、これからの老後を安楽に過ごしたい等、それぞれの希望もあります。
病気を治すだけでなく、患者さんも私自身も満足できるブラス
αが欲しいじゃないですか。待合室で待っている間になんとなく気持ちが楽になってきた、半分治ったような気になった、診察と説明を受けたらもう治った気分!というのが理想なんですが、まだまだです。
私が開院以来ずっと心がけているのは「待合室での対話と気配り」と「問診を大切にした診療」です。
技術的なことを言うと、病気を診断する過程で「問診」は検査よりもはるかに大切です。いつからどんな症状か、悪化傾向か、前回の薬は効いたのか、本当に困っていることは何なのか等、詳しく聞けば聞くほど正しい診断に近づくことができるのです。
ということで、私の診察は問診に時間をかけます。次に待っている患者さんに申し訳ないくらいに時間をかけてしまいます。おかげで「よく話を聞いてくれる良い先生」と呼ばれるようになってしまいましたが、本当は話を聞いてあげたいのではなくて、正しい診断や治療をしたいだけなんですが…まぁ嬉しい誤解です。
今日は88歳の女性患者さんから「話を聞いてもらって治ってしまったようだわ、先生大好き!」と褒められました。私、お年寄りには好かれます。私も大好きです。
もちろん、若い人にもモテたいですが‥‥。
続きは、はらクリで。

長引く咳

「咳が長引く」ということで受診する方がたくさん。
風邪ひいたのをきっかけに、風邪は治ったつもりだけど咳だけが続く、または風邪自体が治らない、気づけば風邪ひく前から咳が出ていた、なんて人たちですね。
これは冬に限らず夏でも多いです。風邪をひいて咳が出るのは当然ですが、2〜3週間も咳が続くとなると何らかの原因が居座っているはずです。この原因を考えながら診断や治療をすることはなかなか面白いです。原因を想定して処方した薬がバッチリ効けば正解、効かなければ効かなかったことをヒントに薬を変更する、という作業を繰り返すわけです。
呼吸器内科というのは、咳や呼吸困難といったメカニズムの解明されていないファジーで難解な病態を扱うので、医者の中でも不人気な分野です。実際に関わってみるとそんなに複雑怪奇なわけではないですけどね。
私は好きですね、こういうジャンルが。

明けましておめでとうございます

はらクリは開院して6年半、多くの方々に利用していただけるようになりました。
医者らしからぬ医者、クリニックらしからぬクリニック、でも癒される、元気になる、というのが目標なんですが、
ではそれを実現するために何をするのか、これが分からなくて試行錯誤しているところです。
今年こそは その何かを見定めて私たちもスタッフも一丸となって進む、これが今年の目標ということになりますか、ね。
今年もよろしくお願いします。
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あっという間に今年も終わり...

インフルエンザ予防接種やら風邪ひきさんやら、有り難いことに口コミで受診してくれる人やらで忙しくなってきました。
毎年秋から冬にかけてこんな状態なので年末に向けての反省や締めくくりが不十分なまま年末休みに入ってしまいます。仕事量が年々増えてくるので、この傾向も一向に改善されません。
落ち着いて顧みれば、はらクリが少しずつ成長していることも実感できてモチベーションも上がるのだろうけど、また細かな改善もできるんだろうけどなぁ。

所感

某フリーマガジンに広告を出しました。
あれこれ宣伝文句を書くのもなんなので、思うところをつらつらと...
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開業医という生活にはだいぶん慣れてきましたが、思っていた以上に診療以外の仕事が多くてなかなか忙しいです。昼休みや夕方以降の時間も書類を書いたり健診の結果をつけたり、この原稿を仕上げたり、給料計算をしたり‥、趣味に旅行にとはいかないようです。
もともと真面目なので、勤務医時代には仕事一筋で旅行に出掛けたことなどありませんでした。クリニックを開業してもこの性格は変わらないだろうから、仕事以外に楽しみを見つけるよりも診療の仕事そのものを楽しんで満足いくものにしてやろう、と考えました。
では、どんな仕事をしたいのか?
だれもが多かれ少なかれ自分の健康や病気について不安を抱えています。仕事や家事に支障がないように早く治したい、最高のパフォーマンスで運動したい、これからの老後を安楽に過ごしたい等、それぞれの希望もあります。
病気を治すだけでなく、患者さんも私自身も満足できるブラス
αが欲しいじゃないですか。待合室で待っている間になんとなく気持ちが楽になってきた、半分治ったような気になった、診察と説明を受けたらもう治った気分!というのが理想なんですが、まだまだです。
私が開院以来ずっと心がけているのは「待合室での対話と気配り」と「問診を大切にした診療」です。
技術的なことを言うと、病気を診断する過程で「問診」は検査よりもはるかに大切です。いつからどんな症状か、悪化傾向か、前回の薬は効いたのか、本当に困っていることは何なのか等、詳しく聞けば聞くほど正しい診断に近づくことができるのです。
ということで、私の診察は問診に時間をかけます。次に待っている患者さんに申し訳ないくらいに時間をかけてしまいます。おかげで「よく話を聞いてくれる良い先生」と呼ばれるようになってしまいましたが、本当は話を聞いてあげたいのではなくて、正しい診断や治療をしたいだけなんですが…まぁ嬉しい誤解です。
今日は88歳の女性患者さんから「話を聞いてもらって治ってしまったようだわ、先生大好き!」と褒められました。私、お年寄りには好かれます。私も大好きです。
もちろん、若い人にもモテたいですが‥‥。
続きは、はらクリで。

上手ですね!

うちの奥さんはプロのジャズ奏者に面と向かって「上手ですね」といって褒める悪い癖があります。
上手に決まってる、上手だからプロになった、そういう方に「上手ですね」はないだろう、と思うんですが、奥さんは聴いた私が「上手だった〜」と感動したんだからそれを表して何がわるい?!と言います。
職業人は「上手!」とほめられて嬉しいか?
自分に当てはめてみると....

風邪が治らない、下痢する、なんとなく体調が悪い、ってな方がたくさん来られます。おそらく気候の変化に身体がついていかずに体調を崩したり疲れが溜まっている(出雲弁で言うところの「くたびれが出た」)状態でありましょう。
症状に応じて咳止めや下痢止めや漢方薬などを処方していますが、ホントは過労を避け休養をとり体調を整えていくことが肝要なのでしょう。
と、このような説明を丁寧にしていても料金は全国一律で、薬をたくさん出したり検査をしたりしないと収入は増えない仕組みになっています。(これを出来高制という)
説明だけで満足してもらったり、薬を使わずに治したり、無駄な検査を省いたり、ましてや一発で治したりすると...儲からないんだなぁこれが。逆に褒美をもらいたいくらいですわ。
患者さんから「すぐに治って安心しました」「1年前に一発で治ったので今回も来ました」って言われることが最高の褒美だと心得て頑張ります。
やっぱり「上手に治す」と言われると嬉しいかも。

はらクリ大掃除

みんなで昼ご飯を食べてから大掃除をしました。
隊長の指示の下、棚や床、窓、エアコン...、ふだん以上にピカピカにしました。
隊長とはもちろんこの方、掃除にはうるさい。私も指示に従っていろいろ手伝いましたわ。
掃除の間は玄関や待合室の物はデッキに出して、しばし日光浴。車椅子とギターってのが異色の取り合わせです。
隊長の合格をもらってから、お茶を飲んで、解散。
あ〜もう1日あるのを忘れんように!
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インフルエンザの予防注射

今年もインフルワクチンの季節がやってきた。
かかりつけ患者さんや一見さんやワクチンだけに来院する人、老若いりまじっての予約作業と日々の接種....あぁ。
日々はらクリを頼ってくれている常連さんにはもちろん接種してあげたい、でも一見さんも大切にしたい、仕事が忙しくて夕方にしか来られない、部活が休めなくて土曜日の午後に射ってもらいたい、ワクチンの本数とマンパワーには限界がある。おまけに風邪やほんとのインフル患者さんも増えてくると、どーすればいいのよ?って感じになります、毎年。
みんな協力し合ってインフルに備えようよ!
ワクチンは自分を守るためじゃなくて周りの集団(家族,職場,教室,部活など)を守るために存在するのぢゃよ!
仕事が休めんとか部活が休めんとか言わずに(上司や監督も休ませないなんてこと言わずに)年に1日ぐらいのインフルワクチン時間休を設けたらどうですか。インフルが流行って職場や部活が休止してしまったら損でしょうが!
と、私は小声で行っています。もう書いて発信してしまったが...。

HP更新

HP更新が滞っておりました。
5年前に開業してHP作成に力を入れていたのですが、Facebookを始めてからは はらクリのFacebookページでいろいろ告知して、それでよしとしていました。
が、しかし、皆さんの役に立つ そして面白い情報を発信し残しておけるのはやっぱりHPでしょう!と思い直して、再びHPの充実を図っています。
HP作成ソフト「RapidWeaver」に慣れなくて、なかなか更新ができない。画像のサイズを変更するのも、レイアウト変えるのも、とっても面倒なんですよ、これが。以前に使っていたAppleソフト「iWeb」はとても使いやすくて楽しげなページがどんどん書けたんですがねぇ。
もうすこし研究すれば「RapidWeaver」でも見た目の良いページができるかもしれません。
でも大切なのは見かけよりも内容!
医者のかかり方、病気の話、料金の話、私のコンセプト、などなど書き続けていきたいのもです。

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看板犬 ゴリ

はらクリを開業したのは私の48歳の誕生日でした。
このときゴリは6歳になったばかり。元気でいいなぁと羨ましかったのを覚えています。
あれから5年経って私は53歳、ゴリは11歳、いよいよ逆転したらしく、
ゴリは少し歳をとったように見えます。
はらクリに連れてきても寝ていることがあり、疲れているのか、居心地が良くてリラックスしているのか、わからないぐらいです。
元気に心穏やかに過ごさせてやりたいものです。
(今までお年寄りをたくさん診てきた医者が今さら言うのもなんですが...)
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とは言っても、まだまだ元気です。
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ぼちぼちと...

スタッフ募集と面接を繰り返しておりましたが、ぼちぼちと揃ってきました。
皆さまご協力有難うございました。
はらクリの(私たちの)スタンスに共感してくれる人が集まってくれたら面白く展開できるのではないか、と期待しています。
うまく伝えていかねば、と思っています。
ここ数ヶ月フル回転だった奥さんも一息ついてる感じです。

夫婦で営業!

スタッフが休んでしまって人手をかき集めて営業してましたが、今日の午後はなんと夫婦二人で回しました。
忙しいと言えば忙しいけど、幸いに重症さんはなくてのんびりの診療が続きました。
まったり喫茶店をやってるみたいで、これはこれで善し。
(パソコンやレジ機に慣れない奥さんはかなり緊張したみたいですわ ← 他人事)

今年も はらクリ をご利用いただき有難うございました

今年は忙しかったです。やっと休みに逃れ込んだ感じ。
(大晦日だというのに年賀状を書く気がまったくしない) ← これは毎年のことか。

開業5年目に入ってお客さんが増えて忙しくなった、というわけではないんです。
はらクリ色というか私のスタイルを店内に浸透させていこうかと試行錯誤してみたけど、なかなか難しかったです。
意図するところをスタッフに伝えきれず、欲求不満が続きました。
スタッフも替わって心機一転!かとおもいきや、これも不発。
結局、店長夫婦が心身共に忙しかっただけのような…。
来年こそは 楽しんで仕事をしたい、さらなる飛躍をしたい、と望んでいます。
(でも年賀状を書くのが先か..)

私が思うところを新しいスタッフたちにも十分に伝えられず、どうやったらうまくまとめて行けるのか、まだまだだなぁと反省しています。
もちろん「不発」って言うのは私自身の反省であって、スタッフたちが冴えんという意味ではありません。良くやってくれていますよ。
誤解を招く言い回しになってしまってスミマセン。これまた反省です。


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DVD撮影

島根県立中央病院のスタッフが中心となって「がん地域連携パス」の啓蒙のためのDVDが作成されます。
12月7日に撮影がありました。
私にも協力要請があったので気軽にOKしたら…たいへんなことになりました。
「スサノオ医院」の「スサノオ先生」役で少しだけ出演することになり、セリフは覚えられないわ、緊張するわでエラい目にあいました。
いつもの通りでいいですから、と言われて安心してたら、出雲弁はやめて標準語でお願いします!と言われ…それが一番難しいぢゃろ!
ま〜なんとかしのぎました。
面白い経験をさせてもらいました。
みなさん お疲れさまでした。
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聴診器を直しました

近ごろは聴診器を使わない医者が増えてきましたが、呼吸器内科の医者は呼吸音(肺の音)を聴いたりレントゲン写真を見たり、昔ながらの方法で診察を進めます。この商売道具が壊れてしまうと日々の診察ができません。
少し前からちょっと怪しくて「これはU字のバネがヘタってきてもうすぐ折れるな〜」と思ってました。あわてて通販ショップに注文(なんと聴診器屋のネットショップがあります)。昨日の午前に折れて午後に部品が到着!ギリギリでしたわ。
聴診器の値段はピンキリですが、胸に当てる金属の部品が3.5萬円、ゴムの管と耳管が2.5萬円ぐらいですかね。ゴム管と耳管を2本注文して聴診器2個を直したところです。
ゴム管の中はゾウの鼻みたいに2ルートになってました。
そもそも「聴診器」というものは今から約200年前にフランスの医者が考案したそうな。当時は患者の胸に直接に耳をくっつけて聴診していたらしいけど、このお医者さん、ご夫人の胸に耳を当てるのが恥ずかしくて木製の筒を使ってみたのが最初なんだそうです。私はこの大先輩に感謝すべきなのか?要らんことをしてくれたと言うべきか?
以上。
雑学ばなしの際に、また、お医者さんゴッゴをされる際にお役立てください。choushinki

ギターと一緒に出勤

待合室にギターを2本置いてます。知人から開院祝いにもらったもので(なんでギター?)、休み時間に練習したり、患者さんが弾いたり、活躍しています。
若い頃からギターを持ってはいるけど上手くならず嫌になったこともありますが、近ごろは「誰に聴かせるわけでなく、プロになるわけでなく、」と開き直って弾いております。教則本マニア的なところもあって参考にすべき楽譜やCDもたくさんあるけど、いまだに我流で人前では弾けません。
ギターの本数が多くなると個々を弾く頻度が減ってくる。しかし月数が経てば弦は古くなる…この弦が古くなるってのが気になって気になって、発作的に全てのギターの弦を交換してみたりします。6弦のギターが何本もあり(安いのばっかり..)、なかには12弦のギターもあるので、いったい何本の弦を交換するのかわからんぐらいです。
今回はぐっと堪えてギター3本x6弦=18弦交換で終了しました。
本体もピカピカに磨いてまた待合室に。皆さん弾きに来てくださいませ〜。


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臨時休診して出張講演

水曜日なので午前だけ診療、午後は中央病院の診療応援に行きます。
水曜日は終日休診だと思ってる人が多いらしく、水曜午前のお客さんは少ないのです。(待ち時間が少なく狙い目ですよ〜)
それをイイことに7月3日は午前を臨時休診にしてほかの仕事を...。
2年前に依頼されていた「JAいずも女子大学」の臨時講師をしてきました。
2年間かけていろんな講義を受けたり実習をしたり、なかなか楽しそうな企画です。コーディネーターが白築純さんだというのも納得です。
今回のお題は「家庭の医学(家族の元気は私の元気)」ということで医者らしい話をすればいいわけですが、若い人も少しだけ若い人もいて、どんな話にしようかな〜、と直前まで考えておりました。当日の朝まで iPad mini にいろいろメモって望んだ次第です。
健康や病気について関心を持ってもらうことは良いことだけど、そうかといって病気のアレコレを教えて耳年増にしてしまうのは本意でありません。(病気の解説のための資料もPowerPointファイルも作ってないしね)
ということで今回は「医者のかかり方講座」みたいな内容でお話ししました。
ふだんから感じている医療者側の勘違いや患者さんの思い違いや注意点について考えをまとめて話すことができたので、私自身にとっても良い機会になりました。
皆さん、喜んでもらえたでしょうか?

DSCN1523家庭の医学 のコピー

開院4周年

今日71日は開院記念日です。やっと4周年。
(店長も同日が誕生日で52歳になりました)
カルテ番号は5990台。4年で6000人も訪れてくれてる、つまり営業日1日当り5人もの新患さんが来てる!なのに定期患者さんが増えないのはなぜだ??
若者が多いから慢性疾患が少ないのか?腕が良すぎて全員治しきって再診が必要ないのか?もう二度と診てもらわんわって思わせてしまうのか?...わからんねぇ。
一見さんを大切に。常連さんも大切に。クチコミに期待。なによりも「良い仕事をすること」を大切に。
今までもこれからもコレで行きましょう。

6月に入りました

6月に入りました。
今年は梅雨入りが早く、6月初日も雨降りになってしまいました。
2009年の7月に開業したので、今月で4年経過することになります。
お客さん(患者さん)への対応は当初から変わらぬコンセプトで!と思っていますが、実際の手順はスタッフに十分浸透しているとは言えず、まだまだ改善すべき点がたくさんあります。私の伝え方も不十分であったかもしれません。病気の人もそうでない人も安心できてなんとなく元気になって帰ってもらえるような対応を実現できるよう、作戦を練っているところです。
4年経過を単なる通過点にせずに、はらクリの5年目に向けた進化点にしたいものです。
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忙しくなってきたのに...

定期的に通院する患者さんが増えたのに加え、風邪やインフルエンザの一見さん(これもリピーターが多くなった)も増えてきて、なかなか忙しくなってきました。待合室での待ち時間が長くなり、その割に診察時間が短くなってきて私としてもやや不本意です。十分な問診や診察、そして分かり易い説明をしようとすれば、それなりの診察時間が必要です。新患だと10分ぐらい、再診でも5分ぐらいはかけますかね。ということで午前午後の診察で合計50人ぐらいが限界か。
切れ間なく50人ぐらい診るとさすがに疲れます。昼休みや終業後のデスクワークも増えてきて、夜のギター練習は怠けがちになってしまいました。
ま、商売繁盛ってことで喜ばなければ…。
ところが、ここにきて看護師不足が!

以前から募集し続けていたのに縁がなく、急な退職もあって、はらクリ大ピンチです。
今日は病欠もあり、午後は看護師不在の「No Nurse Day」になってしまいました。若い軽症患者さんがほとんどで検査や処置が多くないのでなんとか乗り切ってはいますが、なかなかスリルがあります。
あちこちで言ってますが、「看護師さん急募!」です。

ヨロシクお願いしますぅ。
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「はらクリ☆NIGHT」

喫茶店をやりたくて中央病院を止めたのですが今のところ医者を続けています。
開店(開院)当初から「空き時間を使ってみんなが楽しめる店」を夫婦で目指しておりまして、
クリニックとしてではなくプライベートな待合室ライブ「はらクリ☆
NIGHT」を始めました。
第一回は「白築純+足塚正治ライブ」…これは気合いが入りました。プロミュージシャンを呼んで、宣伝もして、何日も前から準備して、たくさんの方々の力を借りて大成功。ほっとしてしまって(出雲弁で言うと”ばっくらと”して)第二回を企画する元気がでませんでした。
そこへ吉原さんが演奏を申し出てくれたので第二弾を思いついた次第です。
吉原さん、ありがとね〜。
友だち4人で結成されたフルート・カルテット「Rainbow note」。
演奏する方も、聴く方も、企画する私たち夫婦も、みんなが気軽に参加できるイベント。これが狙いだったのですよ。
ステキな演奏ありがとうございました。
第三弾、第四弾を次々と企画していきたいと思います。

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手づくりリースが効いてます

クリスマスらしく飾り付けをしています。
毎年少しずつ小物を買い足して、今年もいい感じになって来たところです。
そこへ今年は奥さん手づくりの大きなリースが加わりました。なかなか好評です。フラワーアレンジメントも登場しています。
こりゃあ、今年はサンタにならんといけんかもしれんな。

はらくり

これからが正念場だ

はらクリも少しずつお客さんが増えて来ました。そのために、私もスタッフも忙しいのを理由に患者サービスが低下しがちになってきた感じがします。具体的には、受付の対応が不十分になったり、診察時間が十分にとれなかったり、中断しそうになった患者さんに受診を促したりできなくなったりする傾向があります。これまでは受診者数が少なくてヒマだったから、余裕を持って対応できていた、にこにこ優しく接するとことができた、十分な問診や説明ができた…、でも忙しくなったら個々の時間を短縮するしかない。
なーんてね、それぢゃダメなんだよ!
忙しくなってきたから(と言っても他のクリニックに比べたら少ない少ない!)こそ、はらクリらしさを出さなければ!
玄関から入って、受付を済ませ、待合室で待つ。この待ち時間がだんだん長くなったわけですよ。皆さんスマホを持ってるから間は持つと思いますが…。
診察室に入ってもらったら、その後は店長ワールドです。
病歴を根掘り葉掘り聞いて、診察して、必要なら検査を追加して、暫定的な診断をつけて、詳しく説明、分かってくれたかなぁ…。ということで5〜10分ぐらいはかかりますかね。
電子カルテなので会計は早いです。少しの待ち時間で計算完了、支払って、処方箋を薬局へファックスして、診察券と保険証を受け取って、帰る。
病院や診療所で過ごす時間は面白くなんかないので、この全過程がなるべく短時間で済めば良い。
…ホントか?
短時間で終わることだけが大事なのか? 違うでしょ。仕事を休んで医者に診てもらおうと思った病状や不安について、何とかなりそうな気がする、治ってしまいそうな期待、すぐには治らないまでも今度は良い方向に向きそうな予感、そんな安堵を持ち帰ってもらうことが大切だと思うんです。
そのためには我々が「テキパキ片付けること」よりも「安心や満足を与えること」を主眼に働くということが必要で、はらクリとしてそれが出来るかどうか、これからが正念場です。それは、はらクリが流行るかどうか、人気が出るかどうか、だけでなく、我々も働きがいを感じながら日々働いて行けるかどうかにつながることなんですよ。
以上!
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だいぶん認知されてきましたぞ。


「犬がいるクリニック」ということで知られるようになりました。
「今日はゴリちゃんはいないんですか〜」という人がたくさんいます。
なかにはウチの患者さんではない人でも買い物帰りに「ゴリちゃ〜ん!」と声をかけてくれます。
私の腕が良いと言って通ってきてる人はそれほど多くないかもしれん(泣)
まあなんでもいいから皆さんに認知されるってことが大事ですよ。
ゴリも看板犬として頑張っています。毎日出勤が続くと疲れるらしく、天気の良い日曜日には我が家で昼寝をしています。

そして、もうひとつ。
こんなハガキが届くようになりました。
配達員さん、グッジョブです。有難うございます。
郵便番号なし、出雲市、はらクリ、で届くようになったら本物でしょう。

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はがき-2

ゴリは看板犬になれるのか?

ゴリは9歳になりました。歳をとって少しは落ちついたものの、時々クルマやヒトに吠えかかる癖が治りません。
「かわい〜」なんて近づいて来る人には当然しっぽをふってwelcomeなんです。若い女性が大好きなのは私ゆずりです。
ゴリに気づかずに通り過ぎるヒト、イヌが苦手で目を合わさないヒト、には大声で吠えてしましいます。気づいてほしいのか、イヌが苦手なヒトには早く立ち去ってもらいたいのか、制止する間もなく吠えかかるもんだから、相手の方には嫌な思いをさせてしまってます。スミマセン。
眼前を疾走する自転車や黒いクルマにも吠えかかります。
この悪い癖が治って穏やかになったら名実共に看板犬になれるんだがなぁ。頑張れよ、ゴリ。
しか〜し、イヌの9歳は人間で言うと中年なんだそうですが、9年しか生きてない子どもだとも言えましょう。吠えるのもしょうがないじゃないですか!
…と言って許している親バカが二人、ここにいます。

ゴリ笑顔

スタッフから誕生祝い...

7月1日は私の誕生日、そして はらクリの開院記念日です。
スタッフたちがこんなプレゼントをくれました。ありがと〜。
暑い夏を元気に乗り切って下さいと励まされたような気がして、ますます頑張るぞ!と。
ところで、「裸の院長」というタイトルのブログ記事を書いている人がいまして、これを読んだ私はギクッとした次第。
その内容は、とあるクリニックの話。
院長の好みらしく若くて美人のスタッフを集め、短めのワンピース、マスクは禁止、サービス業なんだから…だと。
そのスタッフたちの最大の悩みはと言うと…院長の口臭がヒドいんだと、直接に言うわけにもいかず大困り何だそうです。
白衣の襟が真っ黒なのもなんとかしてもらいたいんだと。
私も気をつけねば。

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